美術館会場
こちらはナガサキリンネ展「素材の力|ハマ」の展示と連動するワークショップ。高温の窯の中で、把手(とって)付のうつわの縁が丸く焼き上がるために隠れた仕事をする「ハマ」。これはその「ハマ」を使わなかった場合に、どんな器が完成するかを体験します。カップの把手を押し型で作り、本体に取り付け、焼く前と後日自宅に届く焼き上がりを比べるワークショプ。火がつくり出す自然な歪みを持つ器を一緒に作りましょう。
*事前お申し込みが必要なワークショップです。
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日時
11月8日(土)
①13時半〜(定員に達しましたので受付は終了しました)
②15時〜 (定員に達しましたので受付は終了しました)
場所
長崎県美術館 アトリエ
所要時間 約1時間30分
参加費 3,500円
定員 各6名
申込 終了しました
講師 中原真希(デザイン+製造・陶磁工房一朶)
(内容)
ハマを使わずに磁器を焼成すると、ある変化が現れます。その変化は、完璧を目指す技術者にとってはとても厄介なものでした。しかし、良く見ると、その変化は自然の力が成せる素直なカタチで、それが私にはとても美しく見えました。自然を「抑制」するのではなく、「委ねて」みる。そのカタチをそのままデザインとして取り込もう。良いか悪いかではなく、ただそこにある現象を生かすこと。先人のみなさんの知恵と努力に敬意を表するとともに。そんな視点をみなさんと共感したくて考えたワークショップです。