企画展・素材の力「私たちの作る陶磁器-ヒトとモノの間に」取材ノート



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今回の企画展では、陶磁器出店者さんの工房を訪ね、展示への協力をお願いしました。
1つはイメージ画。
手を動かして形を産む前の、ぼんやりした何か、はっきりした何か。それは自然の中にある形だったり、自分へ問いかける言葉であったり。そんな難問題をお願いしてしまって皆さんを困らせてしまいましたが、とても興味深いことがわかりました。皆さんも会場で何か感じるものがあるかもしれません。
2つ目はテストピース。
これは普段、表に出ることはない個人事業秘密のようなもの。土や釉薬の試験品です。この重量感は試行錯誤の時間の重さだなと思いました。
3つ目は、自分で作った器が暮らしの中にある風景の写真を撮っていただきました。器を作る人達の食卓は、何故だか懐かしくて温かく感じます。

そして「土」のことを知りたくて、2軒の陶土工場を訪ねました。
原土、原石から陶土になっていく過程を取材しました。そこには、先人たちの知恵、土地の力、働く人の工夫、技術、感じる力がありました。
会場では精製した陶土のいろんな姿を触ったり、耳を澄ましたり、視覚からイメージしてもらいたいと思っています。
最後に、映画「あめつちの日々」の中から沖縄、北窯の土作りのシーンを抜粋した映像を流します。私たちの陶磁器のことを展示した空間で、この映像を皆さんに見ていただけるなんて、言葉になりません。
皆さんのご来場を心よりお待ちしております。

coffee&clayworks笠
竹下梨沙

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