国指定史跡「出島和蘭商館跡」内のナガサキリンネ企画展会場




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本日出島表門橋も開通し、オランダと日本から集まった沢山の招待客の方たちへのお披露目も終了しました。さて、いよいよ明日25日(土)より、一般の方の利用もはじまり、市民による祝賀イベント「つながる出島」のひとつとして、第5回ナガサキリンネを2日間渡って開催いたします。

今回のナガサキリンネの企画展とワークショップは、表門橋の完成を祝い、オランダにまつわる3つの内容で、橋を渡った出島の中、上の画像の中で水色に色付けしたエリアで開催いたします。「復活『出島オランダ印刷所』」の会場は、当初、カピタン部屋1Fと表記しておりましたが、場所を変更し「旧出島神学校1F」となりました。旧出島神学校は、出島の東側(築町・中華街側)にある、十字架のある水色の洋館です。ぜひ表門橋を渡って、出島内でもナガサキリンネをお楽しみください。

「第5回ナガサキリンネ企画展」

会場:国指定史跡「出島和蘭商館跡」内

時間:25日(土)11時~17時 26日(日)10時~16時

マーケット会場から表門橋を渡り、ゲート奥に「出島」内にて開催いたします。入場料は、一般510円 高校生200円 小中学生100円。但し長崎市民は「広報ながさき11月号」に掲載される「出島無料入場券」を料金所での提示にて無料(1枚で5人まで)、もしくは、ナガサキリンネのパンフレットやDMを提示で団体料金(一般410円)で入場できます。

① 復活「出島オランダ印刷所」(展示とワークショップ)
会場:旧出島神学校1F
参加費:500円 A5サイズ1枚、ポストカード
企画:ブルームーンデザイン事務所・中川たくま
協力:文林堂、晋弘舎活版印刷所、長崎県印刷工業組合

禁教令の影響で日本から活版印刷が姿を消して約250年。オランダ人、印刷技師だったインデルマウルが1857年「ヤパン号(後の咸臨丸)」で活版印刷の道具一式と共に来日し、ここ出島で再び活版印刷が始まります。オランダ通詞として、「出島オランダ印刷所」で印刷される印刷物の校閲を行っていた本木昌造がその印刷物に感銘を受け、オランダ商人から活字や印刷機を購入し印刷を行う。研鑽を重ね、遂には日本語の活字の製造にも成功。現在の印刷文化の礎を築くことになります。その歴史を紐解きながら、かつて出島の中にあった「出島オランダ印刷所」を再現し、道具の展示や、小型の活版印刷機やアルビオン式と呼ばれる手引きの活版印刷機で印刷体験を行います。

② Made by Rain(アート作品の展示)
会場:乙名詰所
鑑賞料:無料
企画:List:  松井知子

出島表門橋の開通を記念して、オランダ・ハーグ市にアトリエを構えるデザイナー、アリキ・バン・デル クルスの「Made by Rain」の展示を行います。Made by Rainとは、’PLUVIOGRAHY– DRAWING WITH RAIN ’をコンセプトに、日の中で天気が変わりやすく、雨の多いオランダの日常生活を視覚で感じる事を試みた作品です。雨季や乾季がなく、1年を通じて1日の内に天気がコロコロと変わるのがオランダの気候。ここ長崎も雨が似合うまちとして知られています。雨に濡れてしっとりと優しく光る石畳の道は、オランダと長崎共通の訪れた人の記憶に残る、美しいまちの風景です。デザイナーのアリキは、Creative Residency In Arita / Sagaのプロジェクトで現在佐賀県・有田町に滞在中です。出島内の会場では、オランダの雨の作品と共に、有田とそして長崎の雨で作った作品を展示予定。出島を舞台に、世界へ渡った陶磁器の旅と同じ3つの場所で作られた作品をごらんください。

③わたしをつつむ包装紙(参加型展示)
会場:旧出島神学校1F
参加料:無料
企画:古賀正裕デザイン 古賀正裕

2016年2月にオランダ・アムステルダムの MONOJAPAN(会場:Lloyd Hotel & Cultural Embassy)で開催した長崎のまちの商店などの包装紙のデザインを紹介する企画展から生まれた新たなプロジェクト。当時の会場で包装紙をバックに撮影した100組のオランダ人のポートレイトを紹介。そして今回2日間だけ、出島内に同じスペースを再現し、参加者自身のスマートフォンやカメラでポートレイトを撮影し、 SNS上でハッシュタグ(#)でシェアしてもらいます。長崎のまちを彩る包装紙のデザインに包まれながら微笑む、SNSをつかったオランダと日本の人々のポートレイトの交換です。