まちの中のアートを探そう




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みなさま、こんにちは。
ナガサキリンネの関連企画「まちの中のアートを探そう」の担当している、宮崎友理子です。

今回、メイン会場の「長崎県美術館」からまちに飛び出してみよう!ということで、まちの色んな人たちと関わりながら企画を進めています。協力いただいたのは、アーティストのデイヴィッド・アトウッドさんと、都市景観のプロジェクトなどをしている増田昇さん、そして西坂でカフェとレンタサイクル、ゲストハウスを営む「ROUTE」の岸川信吾さんです。

展示とまちあるきのイベントについて >>詳しくは、▼こちらをご覧ください。
作品展示「まちのなかのアートを探そう」
ワークショップ「まちのなかのアートを探そう・まちあるきツアー」

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さて、この夏、デイヴィッドさんと昇さんと一緒に長崎のまちを歩きました。先にアップされたコラムでも書かせて頂きましたが、日常の暮らしのなかの何気ない風景も、見方を変えるだけでアート作品のように見えてくるから不思議です。

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民家の軒先に何十個も並んだペットボトルや、高く積み上げられた色鮮やかなコンテナはオブジェのよう。色んな素材が継ぎはぎになった家の壁はコラージュ作品っぽいし、配管工事跡の幾何学的な模様はまるで抽象絵画……といった具合に。

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11月1日(火)から19日(土)まで、西坂「ROUTE」さんのビルの屋上で、デイビッドさんの作品を展示します。

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まずは、アーティストのデイヴィッドさんの作品について、お話しましょう。
デイビッドさんは長崎在住のアーティストです。暮らしの中の風景から着想を得た作品は、ペットボドルやバケツ、ホース、柄杓など誰もが知っているものを組み合わせて作られています。

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▼2016年4月、小浜「刈水庵」で展示の様子
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▼2016年1月、出島「List:」のギャラリー・パブリコでの展示の様子
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▼長崎市内にある、デイビッドさんのアトリエ。風景をテーマとした抽象絵画の作品たち。
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今回、設置する作品は、「ROUTE」さんの屋上の風景や長崎の暮らしの風景から着想を得たインスタレーション作品(オブジェ)です。楽しみです!

続いて、会場の「ROUTE」4階・屋上についてご紹介しましょう。
ここでは、長崎らしい風景をたくさん見ることができます。

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長崎港、稲佐山、日本二十六聖人殉教の地、聖フィリポ教会、斜面に立ち並ぶお墓と細い路地をおばあちゃんが歩いているところ、寺院、大きな観音様…そのような景色が360度ぐるりと見渡せるわけです。初めて訪れたとき、本当に感動しました。

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ここに立つだけで、長崎が国際的な港として栄えた時代のこと、キリシタン弾圧や戦争のことなど…色んな時代に思いを馳せることができます。長崎の歴史が持つ光と陰、両方の側面を感じることができる場所です

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普段、屋上は開放されていなのですが、この期間限定で開放してくださいます。
2階のカフェと合わせてどうぞ!
※駐車場はありませんので、公共交通機関でお越し下さいね。長崎駅から歩いてすぐです。

それから、11月5日(土)・6日(日)には、ナガサキリンネの会場「長崎県美術館」と「ROUTE」さんの2点をつなぐ「まちあるき」ツアーを実施します。※事前申込制

長崎の都市景観プロジェクトなどを手がける昇さんとアーティストのデイビッドさん、そして私の3人でみなさまをご案内します。「ROUTE」さんでお茶とマフィンを楽しみながら、昇さんとデイビッドさんのトーク。屋上の作品を見て、それからまちに繰り出します!まちのなかで、面白い風景やアートっぽいものをたくさん見つけましょう。

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▼ゴールの長崎県美術館の敷地内にも、デイヴィッドさんの作品を設置予定ですのでお楽しみに!
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みなさまのご参加、心よりお待ちしております。

詳細は、関連イベントのページをご覧ください。>>ワークショップ「まちのなかのアートを探そう・まちあるきツアー」
インスタグラム・ハッシュタグもチェック!みなさんも、まちのなかで「アート」を発見したらタグ付けしてくださいね。
#まちのなかのアート #machinakaart

企画担当/ナガサキリンネ 宮崎友理子

[協力]

●ROUTE/ルート
「旅の始まりはROUTEから!」をテーマに、小さな建物にキャビン&ドミトリースタイルのお宿・カフェ空間・自転車レンタルと旅の要素をギュッと詰め込んだ長崎旅の新しい拠点。http://nagasaki-route.com

●David Atwood/デイビッド アトウッド
1972年、カナダ・モントリオール出身。コンコルディア大学で美術を専攻。2004年長崎に来て以来制作を続け、九州や関西、カナダ、ヨーロッパで個展を開催。日常にありふれ、さして目立たつこともないような身の回りのモノを組み合わせ、抽象的な絵画や彫刻的なインスタレーション作品を作っている。http://davidartatwood.com/

●増田 昇/ますだ のぼる
1985年、長崎出身。九州産業大学にて建築を専攻。在学中からアートプロジェクト、灯りのイベント、カフェのリノベーション等のプロジェクトに参加し空間・場づくりに携わる。2013年に地元に戻り長崎のまち、景観の魅力を再認識し、様々なまちづくりプロジェクトに関わる。また、5次元エフェクターズ名義でライブの空間演出・インスタレーション活動も行う。