プレイベント『あめつちの日々』上映決定



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今回11月に開催する「第4回ナガサキリンネ」のプレイベントとして、映画「あめつちの日々」を上映いたします。
映画「あめつちの日々」は、沖縄県にある読谷山焼北窯の陶工 松田米司親方のドキュメンタリー映画です。
琉球王国として存在していた沖縄は、明治期に琉球処分で日本に、第二次世界対戦ではアメリカの統治下となり、1972年の沖縄返還で日本に復帰しました。
時代に翻弄された島に育つ松田米司親方は、土に根を張り、自活した生き方を選びました。そして、その土地の土を使い、陶器を作り続けています。日常使いの雑器をつくりながら、いつの時も新しい事に果敢にチャレンジしています。「琉球人らしく、沖縄人らしく、生きたい」と、まっすぐな瞳とおおらかな笑顔で話す親方。その生き方は、ナガサキリンネの理念「自分たちの暮らしをつくるのは自分である」に通じるものがあります。ものづくりを生業とする人も、そうでない人にも、本質的な価値を見つめる機会となる映画です。是非沢山の方に見ていただきたいと思います。

 

 

日時:10月30日(日)12:30 / 15:30開始
※各回、川瀬監督の舞台あいさつがあります。

会場:長崎県立美術館2F ホール

鑑賞券:1200円(学生800円)トーク入場券付き

トーク:14:30〜川瀬監督、庄司宣夫(長崎民藝協会)、ナガサキリンネによるトーク

主催:「あめつちの日々」長崎上映実行委員 長崎民芸協会・ナガサキリンネ

北窯とは:
北窯は13連ある登り窯で、沖縄では最大の大きさです。1992年に松田米司氏ら4人の陶工によって作られました。沖縄の器は赤土で、どっしりとしておおらかさがあり、ダイナミックな絵付けも魅力です。日常使いの器として食卓を彩り、楽しませてくれます。陶器も近代工業化により効率的になってきた中、全国的にも珍しく、陶器を作る工程とその材料を、昔ながらの手作業で作り続けています。開窯当初から全国各地より若いお弟子さんが後を絶たちません。そこには、先代から受け継いだ財産を確実に後継者にバトンタッチさせたいとの思いがあります。かつて不発弾処理場だった北窯のある読谷村は、いまでは60を超える窯元が集まり、ものづくりの場所となっています。