2016年のナガサキリンネについて




monojapan

明けましておめでとうございます。昨日が仕事初めという方も多いのではないでしょうか。みなさんにとって2016年も、実り多い1年になりますようにお祈り申し上げます。秋頃から「今年はリンネはないんですね」と、残念そうにお声を掛けられる機会が多くなっていました。冷たい風を感じると、ふとリンネのことを思い出す。ナガサキリンネが、この町に暮らす誰かにとって、秋になるとめぐりくるひとつの風景のような存在になっているのかもしれないと思うと、ありがたいと感じると同時に、皆さんからの期待に背筋が伸びる思いです。

ずっと手付かずだった、ナガサキリンネのHPを少し整理し、本日トップページのバナーを、2016年開催予定と差し替えました。前回の開催から2年ほど時間を頂く事になりますが、今年の秋以降に第4回ナガサキリンネを開催する予定です。少し前になりますが、久しぶりにほぼ全員のスタッフが集まり、ミーティングのような飲み会のような時間を持ち、日程や場所などはまだ未定ですが、次のナガサキリンネの開催に向けて、いよいよ具体的に動きはじめましょうと気持ちを高めました。ようやく皆さんとナガサキリンネでお会い出来る事を、スタッフもとても楽しみにしています。

そしてここでひとつお知らせがあります。2016年のナガサキリンネ開催の前に、遠く離れたヨーロッパの皆さんに、ナガサキリンネを楽しんでいただく事になりました。2月にオランダのアムステルダムで開かれる「MONOJAPAN」というオンリージャパンクラフトのマーケットに出展者として参加し「ナガサキリンネ in アムステルダム」を開催します。このお話のきっかけは、実は一昨年のナガサキリンネです。今回のイベントを主催する会社のスタッフのお一人が長崎出身で、一緒に会場を見渡しながら、オランダでもこういうクラフトマーケットができたらと立ち話をしながら思い描いていたイメージが現実となりました。

約400年前、平戸から出島に移されたオランダ商館を介して、日本人は世界から届く工芸品や美術品、食材や生活用品に出会い、目を輝かし胸を躍らせ、そのモノと人との出会いから、日本人の暮らしやものづくりの技術は、大きく広がって行きました。その出島を会場にモノづくりの人と長崎の人をつないできたナガサキリンネが、長崎で作られるモノを持ってオランダへ渡る事となる、今回のお話を最初に聞いた時、遠い国の話ですが、何かに導かれてたどり着いた場所のような、そんな自然な流れと、不思議なつながりを感じました。そして出展に向けて様々な方たちのサポートを頂き、今からひと月後にはアムステルダムで展示をしていることとなります。

MONOJAPANは、ヨーロッパで開催されるオンリージャパンクラフトの見本市であるのも新しい試みではありますが、会場がダッチデザインで有名なロイドホテルだというのも楽しみのひとつです。ひと部屋ごとに全く異なるデザインで、それぞれの部屋のインテリアを生かしながら展示を行い、オランダの人たちがホテル内の部屋を移動しながら、日本のクラフトと出会うというアイデアも斬新です。私たちは、全国各地から職人や工芸品を持って渡蘭する17組の出展者のひと組として、長崎の職人や作家が作っている陶磁器や木工、長崎の日々の暮らしで親しまれている生活用品や食を紹介します。そして今回は特別に企画展のオファーもいただき、ナガサキリンネスタッフ4名が会場に出向き、ホテルの渡り廊下を使って、これまでのリンネで皆さんに楽しんで頂いた企画展を、MONOJAPAN用にアレンジし、ワークショップも行います。

見本市会場では、これまでナガサキリンネで皆さんに楽しんでいただいた、モノを介してつくる人と出会う楽しさも感じてもらえたらと、出品する職人や作家のプロフィール、作る時の想いなどについてヒアリングを重ねています。今回の出展で、オランダをはじめ、ヨーロッパの国の人々が、そんな素晴らしい人たちに会いに、長崎に来て頂きたい。そしてモノから人へ、人からモノへとつながる楽しい時間を、私たちのまち長崎で過ごすきっかけになればと思っています。ナガサキリンネ in アムステルダムについては、これから時々スタッフブログでお伝えしていきます。そして、秋以降のナガサキリンネ開催に向けての私たちの動きも、少しずつお伝えしていけたらと思っています。どうぞ2016年もナガサキリンネを宜しくお願いいたします。そしてナガサキリンネでお会いしましょう!

ナガサキリンネ代表 松井 知子

MONOJAPAN 公式HP

ナガサキリンネ in アムステルダム
・見本市出展
長崎県内
【陶磁器】紀窯竹下梨沙都築明・中原真希 ・pebbleゆとり炉吉田健宗六音窯・ 綿施和子【木工】SODA FACTORYSur+nishimokko【てぬぐい】たてまつる 【紙】中山美六堂 【食】井手こんにゃくpetit a petit & 長崎県美術館BISCUI10・塩炊き屋
長崎県外
コシラエルはらっぱヤンマ産業木星社

・ナガサキリンネ展 in アムステルダム
展示「デザイナー・中山文孝(なかやまよしたか)の仕事」
展示「長崎の包装紙ー日々を包む紙」
展示&ワークショップ「長崎ハタ」