ワークショップ「焼くことによって成るカタチ」




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こんにちは。ナガサキリンネ展で「素材の力」を担当している中原真希です。今回は「素材の力|ハマ」に関連するワークショップ「焼くことによって成るカタチ」についてご紹介します。

こちらは、「素材の力」の連動企画として開催していますが、第3回目のテーマを 「ハマ」と決めた時、是非みなさんにも見て感じて欲しいと思ったカタチがありました。それは、ハマの大切な役割を取り除いた場合、磁器はどのように変化するのか? と、言う昔の私が抱いた疑問が出発点でした。

ハマを使わずに磁器を焼成すると、ある変化が現れます。その変化は、完璧を目指す技術者にとってはとても厄介なものでした。しかし、良く見ると、その変化は自然の力が成せる素直なカタチで、それが私にはとても美しく見えました。自然を「抑制」するのではなく、「委ねて」みる。そのカタチをそのままデザインとして取り込もう。良いか悪いかではなく、ただそこにある現象を生かすこと。先人のみなさんの知恵と努力に敬意を表するとともに。そんな視点をみなさんと共感したくて考えたワークショップです。

今日から長崎では、秋のお祭り「長崎くんち」が始まります。賑やかなお囃子や、色とりどりの衣装を身に着けた人々で、長崎市内 が活気づいています。長崎各地には、年に何度も、こうした町全体がウキウキ・ワクワク、色めく日があり、長崎人の祭り好きを感じます。わたしたちのナガサキリンネは、今年初めて秋の開催となります。長崎と言う、この風土に根ざしたものづくりをする人びとと出会う、秋の祭典!ナガサキリンネが、つくり手、つかい手、つなぎ手、全ての人の「ハレの日」となりますように!

◎ワークショップ「焼くことによって成るカタチ」

日時
11月8日(土)*事前お申し込みが必要なワークショップです
①13時半〜 
②15時〜

場所 長崎県美術館 アトリエ
所要時間  1時間30分
参加費   3,500円
定員    各6名
講師 中原真希(デザイン+製造・陶磁工房一朶)
*お申し込みメールフォームはこちら

(内容)
高温の窯の中で、把手(とって)付のうつわの縁が丸く焼き上がるために隠れた仕事をする「ハマ」。これはその「ハマ」を使わなかった場合に、どんな器が完成するかを体験します。カップの把手を押し型で作り、本体に取り付け、焼く前と後日自宅に届く焼き上がりを比べるワークショプ。火がつくり出す自然な歪みを持つ器を一緒に作りましょう。出来上がったカップを後日ご自宅までお届けします。

ナガサキリンネ展「素材の力|ハマ」
ワークショップ「焼くことによって成るカタチ」担当
中原 真希

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